先日21日にM9(milestone release)がリリースされました。RCなフェーズを目前にしてまだまだ機能が追加されていきます。
肥大化の懸念も当然あるんですが、それを上回る萌え機能が多いのも事実。
っちゅーことで、M9の追加萌え機能を調査しますた。
http://download2.eclipse.org/downloads/drops/S-3.0M9-200405211200/eclipse-news-all-M9.html
*Everything old is new again
正直、WindowsXPっぽいスタイルがちょっと気になっていたぼくにとっては朗報である「クラシック」*1モードの実装がされたようです。名前は R21Presentation らしいが、ちょっと分かりにくいような気も。
*Browser widget on Mac OS X
中身はsafariなのかな。ともあれSWTを使うことでWindows/Macintosh(但しOS X 10.3以降になるけど)なアプリが作りやすくなってきていますねぇ。ええことです。
*Folding in the Java editor
VisualStudioにあって、Eclipseになかった大きな機能が実装されました(^^)これで関連するメソッドの表示にしぼりこめるのでコーディングに集中できそうです。
*Java editor shows overridden methods
前橋和弥氏の名著Java謎 + 落とし穴徹底解明 においても挙げられていたJava言語の欠点「オーバーライドしていることが明確に指定できない」を副次的にですが補完できる注釈機能が付きました。
スーパークラスのメソッドをオーバーライドするとマーキング(annotation機能の一環として存在するらしい)されるようです。
*Case-insensitive task tags
気になっていたJavaのタスクタグの大小文字無視機能。todoでもToDoでもTodoでもTODOと一致してくれるのはありがたいです。
*Highlight method exit points
メソッドのreturnをハイライト表示できるようにする機能。制御構造に埋もれがちなreturn漏れ*2の罠から解放されそうです。
*Format multiple files
面倒だった[ソース]-[フォーマット]を一括でできるようになるみたいです。こういうツールを使えば一括で出来るのがわかっていますが、Eclipse単体で出来るならそっちのほうがいいので(^^;