mixi日記(2005年1月17日分)から転載。
先日の旅行の二日目に新山口→津和野間をSLやまぐち号で移動しました。
車窓からの風景もなかなか見ごたえのあるもので、街中は街中でSLのレトロな雰囲気とのギャップが面白いですし、郊外ののどかな風景を眺め、山間部の雪の残る中を進んでいくというのも良かったもんです。
実際、外から見たらどうなんだろうと凄く気になっていたわけですが、やはり沿線にはカメラを構えた人が一人二人いたり、大行列で撮影していたりと、そんな感じでした(笑)
その気持ち分かるよ。
で、ここからが本題なんですが、明らかに(見慣れているはずの)地元の方が子供連れで沿線に来ていて、列車に手を振っている。
沿線の道に車を横付けて、写真を撮るわけでもなく、列車に手を振る中年夫婦。
明らかにSLが近づいたという音を聞きつけて、玄関から出てきて、列車に手を振るお年寄り。
中にはカメラ撮影をしたあと、満足げに列車に手を振る方も。
なぜ人はSLに向けて手を振るのでしょうか。
疑問が頭をもたげます。
でも、ぼくも向こう側にいたら、手を振っていた。 そんな気がしてなりませんでした。