一応、よい子は真似しないでね系のネタです。
ご使用にあたっては、使用上の注意・用法(以下略)
Gmailって便利ですよね。
現在、Gmailのないメール生活は考えられないぐらい、Gmail依存気味です。
しかし、Gmailをつかっていて不便な局面がないわけでもありません。
代表格は添付できないファイルの種類がある、ということでしょうか。
具体的には実行可能形式のファイル(いわゆるexeファイル)やバッチファイル(*.bat)などが添付しようとすると「~は実行ファイルです。セキュリティ上の理由により、Gmailではこの種類のファイルを送信できません」というメッセージが表示され、送信拒否されます。
また、それらのファイルを含むZIPファイルなども添付することができません。
もちろんmalwareの伝播を阻止するためなので仕方ないのですが、これらのファイルを送付するためにわざわざ他のWebメールサービスを併用するのも馬鹿らしい話です。
多分、著名ではない圧縮形式で圧縮する回避できると思うのですが、どこでもそれを受け取れるのかというと疑問符がつくと思います。
ま、そういう受け取り側の利便性を鑑みた結果、自己解凍形式のEXEファイルが流通するハメになっているわけですが……。
そんな状況をWindows間でやり取りをするという条件がありますが、打破できます。
その方法とはリッチテキストフォーマットに対象となるファイルを埋め込み、そのrtfファイルを添付するという結構回りくどい方法です。
しかしこの方法では受け取り側になんらかのソフトウェアを追加でインストールする必要がなく、メール本文にでも取り出し方を明示しておけば、使ってもらえそうな気がします(楽観的な考え方)。
やり方は次のような手順です。
- スタートメニューから[プログラム]-[アクセサリ]-[ワードパッド]を選択し、ワードパッドを実行します。
- 添付拒否されるファイルをドラッグアンドドロップでワードパッドウィンドウ内に埋め込みます。
- ワードパッドで「名前を付けて保存」。形式はリッチテキスト形式(*.rtf)とする。
- 出力されたrtfファイルをGmailの添付ファイル欄にセットし、送信~。
受け取り側はこんな感じで開きます。
- 添付されているrtfファイルをローカルに保存もしくは「ワードパッド」や「Word」で開きます。
-
添付ファイルのアイコンが文書内に埋め込まれているので、それをダブルクリックすると実行される。
Wordの場合、セキュリティ~というメッセージが出るが、そういう行為をしているので無視する。†1
まぁ、こんなことを書いておいてなんですが、こんなやり方をしてはいけないですよね。
どうしてもこういうことをしないといけないってなときに、危険性を十分認識した上での運用をお願いいたします。
あ、あと、いつまでこの方法がGmailに通用するかなんていう保証はまったくありませんので、あしからず。
- †1: セキュリティに対する意識付けが低下するのであまりよくない行為ですね...