mixi日記(2005年1月29日分)より転載……若干、いや、けっこう加筆訂正。
mixi関連のオフ会のため、昭和町へ。
主催者が先日行って面白かったという文化財となっている長屋を改装したおしゃれな料理屋さんでのランチ企画であります。
お店の名前はキッチンバー「混」(コム)。アドレスはhttp://the-kitchenbar.com/home.htmlです。
地図は分かりにくいですが、TOPメニューの「店舗のご案内」を開き、ページをスクロールすると見えてきます。地下鉄の南西出口を出てすぐのロケーション。
注文したのはカレーセット。
サラダ、インドカレー2種とナン、そしてドリンクという構成です。
いや、より正確に言うとインド風カレーとナンっぽいものなのかも。
より一般的な層に向けたお店なので、過剰にオリエンタルな部分というのを排除しているようなところがあります。
カレーもスープっぽく、どちらかというと汁系の日本的カレーに近い系統といえます。口当たりがさっぱりしてるので、甘めのカレーが好きな人でも問題ないのではないでしょうか。
個人的にはスパイシーなやつがいいんですが、どちらかというと量自体が少なかったのが残念。もう少し欲しいなぁ。ナンのサイズと見合わないです。
そしてナンですが、香りはバターナンそのものなのですが、食べてみると味がなんというか甘いんですよね。
・・・えーとストレートにいうと「ホットケーキ」なんですね。
横にいた師匠と顔を見合わせて「メイプルシロップ欲しいなぁ」とか言っていましたし。
これも親しみやすい味を狙ったものなのでしょうか。まずいわけじゃないのですが、インドカレーに親しんでいる自分にとっては結構違和感のあるものでした。
客層がどちらかというと年齢が高めなのですが、スタッフが結構若い。大半が20代前半というお店なんですね。
サービスの拙さや覚束なさというのがどうしても気になる感じ。
たとえば、今回8人で食事をしていたわけですが、ナンとカレーのサービスがまずナンが4つ届き、しばらくして更にナンが4つ届き、さらにしばらくしてカレーが届くというようなカタチなんですね。
「定石」でいえば、先に来たナンは冷めてしまうのを防ぐため、カレーとセットで持ってくるか、多少のタイムラグで持ってきてしかるべきでしょう。
ランチタイムであったことや、タンドール釜が小さいだろうことは想像できるのですが、要領が悪いなぁという印象を持ってしまいました。
でも行動範囲にこんなお店があればいいなぁという感じのお店なので、スタッフ陣にはがんばってもらいたいなあと思って、あえて苦言をいくつか並べてみました。