工人舎のSHシリーズが発売されてからまだ1ヶ月ちょいなのですが、早くも新商品が発売されました(^^;
しかも世間の「ワンセグなし」「XPモデル」といった要望に逆行したハイエンド化で、SSD搭載モデルだったり。
スペックは6月発売のモデルの2.5インチハードディスク部分が32GBのSSDに替わり、また100GBのHDDを内蔵したクレイドルを添付するという感じです。
HDDの容量不足をクレイドルでカバーするというアプローチなのでしょうが、使い勝手からするとポートリプリケータみたいに使えるわけでもないため、微妙としか言いようがありません。
こうやってモデル投入されるのは活気付いている様子が見受けられて、ユーザとしては嬉しいのですが、どうもベクトルが間違ってるような気がしないでもありません。
価格帯も松下・東芝・NEC・SONY・富士通といったメーカが出しているものと変わりないですし、おそらくそういったものを求めるひとは工人舎を選択しないと思います。
SSD化されて50グラムほど軽くなりましたが、バッテリ容量のディスアドバンテージや内部機構(特にネットワークやストレージ周り)の改善など課題は多いです。たしかに手をつけにくい部分ではあると思いますが、キーボードや液晶といった根本問題をSA1Fシリーズから改善できた工人舎ですので、そこが解決できると信じています。