もしかしたらあたりまえのことなのかもしれないけど、目からウロコが落ちたのでちょっと単独エントリー。
ベタでCSVファイルを作るときに半角等号(=)からカラムのデータを記述すると見事にExcel上で式として機能するって知ってました?
1,2,=A1+B1 2,3,=A2+B2
とかいう内容のCSVが、
1 | 2 | 3 |
2 | 3 | 5 |
として機能するわけですよ。
実は「できないだろう」とばかり思っていたものでこれまで全然試していなかったんですが、社内の近くの席から「CSVで簡単な計算式って書いたら動くんかなぁ」という質問が何気なくあがったので、とりあえず試してみたら、意外にも動いたわけです。
このとりあえず試してみたというアクションは脳裏にeXtreme Programmingテスト技法―xUnitではじめる実践XPプログラミング の序文に寄せられたKent Beckの言葉が蘇ったからなんですよね。
曰く、
「データベースが処理の途中でダウンしたときにうまくいくだろうか?」
「2^31-1ではどうなるのだろう?」
「両方の入力がマイナスだったらどうなるのか?」
答えはすべて「テストせよ」である。
私は情報化時代の錬金術師だ。不安を黄金に換えるのだ。
なかなかテストファーストを実践できていないんですが、今回のちょっとした実験結果を得ることで現実に「不安を黄金に換える」ことができたわけで(^^;
ちゃんとやっていかないとなぁと再認識した次第であります。
ちなみにテストファーストをご存知でない向きはこのへんをご覧ください。